遠い昔、関東と越後の国境であるこの地は”宮野の里”と呼ばれていました。 諸国戦乱の世、関東八州攻略を企てていた上杉謙信はこの宮野の出城に宿をとりました。
ある夜のことです。ぐっすりと寝入っていた謙信は何とも不吉な夢を見たのです。 その夢というのは…宴にて山海の珍味を食べようとしたところ、箸が1本しかなくその上、食べる前に自分の歯が8本も折れてしまった…何とも不吉なものでした。
早速、その夢を腹臣の軍師 直江山城守を呼び寄せて話して聞かせました。ところが、その夢は不吉どころか吉夢 まさに勝利の暗示であるということでした。つまりこれこそ、関東八州(歯8本)を片っ端(箸1本)から手中に治める暗示ということだったのです。
それを聞いた謙信は大勢の家臣に大盃をかたむけ「余はさる年生まれ 永禄3年はさるの年 3月3日の今日はさるの日とさるの3つ重ねのめでたい日に勝利の暗示を見た。そこでこのめでたい夢を見たこの地宮野の里をさるがきょうと改めよ」と言ったのだそうです。 以来、この名 猿ヶ京が生まれ今日に至っているわけなのです。
現在も当館を左に宮野城通りを徒歩4分、宮野城址の説明看板が設置してあります。
当館併設の古民家の敷地内には当時、宮野城にお仕えしていたことで上杉謙信からいただいた稲荷様を祀っております。
練馬IC→関越自動車道(約90分)→月夜野IC→国道17号線(約20分)→猿ケ京温泉
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東京駅→上越新幹線(約75分)→上毛高原駅→バス(約25分)→関所跡下車 徒歩約3分
新潟駅→上越新幹線(約60分)→上毛高原駅→バス(約25分)→関所跡下車 徒歩約3分
上野駅→上越線 急行(約130分)→後閑駅→バス(約35分)→関所跡下車 徒歩約3分
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